本日、香川県琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座)にて
第三十七回 四国こんぴら歌舞伎大芝居の幕が開きましたね!おめでとうございます!
2020年の新型コロナウイルスによる中止以来、実に5年ぶりとなるこんぴら歌舞伎の開催です。まさしく、うれしや、喜ばしやという出来事で、わくわくと心が躍っております。
四国こんぴら歌舞伎大芝居とは
※写真は過去のものです
四国こんぴら歌舞伎大芝居とは、現存する最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居(金丸座)」にて上演される歌舞伎公演のこと。旧金毘羅大芝居(金丸座)は天保6年(1835)に建てられた芝居小屋で、国の重要文化財にも指定されています。
天保の時代の芝居小屋において、現代の歌舞伎役者が実際に歌舞伎公演を行う…というまさにタイムマシンのような公演で、歌舞伎を愛する人々にとってはとにかく夢のある体験です。
5年ぶりとなる今回のこんぴら歌舞伎は、幸四郎さんや雀右衛門さんを中心とした座組です。幸四郎さんが吉右衛門さん直伝の「伊賀越道中双六 沼津」をお勤めになるとのことで、金丸座のスケールでの味わいは格別のものと想像します。
チケットweb松竹での取扱は既に終了していますが、下記のサイトに記載の「琴平町役場 こんぴら歌舞伎事務局」や各旅行社への問い合わせでまだ切符が手に入る可能性もあります。ご興味をお持ちの方はぜひにとおすすめいたします!
さておき、こんぴら歌舞伎の復活は本当に喜ばしいことですね…。こんぴら歌舞伎は会場や裏方のお仕事にも地域の方々がご活躍ですので、5年間のブランクというのは相当のご苦労が偲ばれます。よくぞ続けてくださいましたと。
人から人への伝承あればこそ、「一度は行ってみたい」と多くの方が憧れるこんぴら歌舞伎が実現するのであって、過去から現在のお一人お一人のご尽力に感謝の思いが湧いてきます。
このすえひろも、本当に微力ながらも琴平町へのふるさと納税を細々と続けておりましたので、なにやら我が事のようにうれしく思います。2017年に一度拝見して以来、いまだ二度目は叶っていませんが、いつの日かまた金丸座に足を運び、芝居見物がしたいです。こんぴら歌舞伎がいつまでも続いていきますように。