歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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スーパー歌舞伎II 新版 オグリを見てきました!

先日、新橋演舞場へ出かけ、

スーパー歌舞伎II 新版 オグリを拝見してまいりました!

 

まだ千穐楽の前ですので詳しい内容については控えますが、

ネタバレを完全に避けたい方はこの先をお読みにならないよう充分ご注意くださいませ。

 

 

 

この先ネタバレの可能性あり

このすえひろが拝見したのは隼人さんのオグリの回であります!

終始、斬新な演出や音楽、衣裳などに驚いておりましたが、

義太夫節が聞こえてくると猛烈にワクワクし、自分にとってはどんなEDMよりも

太棹三味線と太夫の語りが一番アガるキラーチューンであることがよくわかりました。

 

隼人さんの圧倒的な美しさとさわやかさに不思議な説得力がありました。!

餓鬼病となりお顔の三分の一ほどが崩れてしまったようすは、

前幕までが非常な美男だっただけに悲壮が際立っていましたね…

しかし三分の二はものすごく美しいので、

これでは照手も気づくのでは…?綺麗ですよ気づいて…!とも思いハラハラいたしました。

 

前情報なくオグリに対して抱いていたイメージでは、

悪事を働いた小栗判官が血みどろ地獄から這い上がり

どろどろになって執念で好いた女を追う…

というような怨念うずまくおどろおどろしいものだったのですが、

全く予想とは異なるハッピーエンドの物語でありました。

 

これほどの美男が一度地獄へ落ちてよみがえり、

女郎屋で働く自分を見つけ出して迎えに来てくれるというのは、

女性としてさぞかしうれしかろう…と、タカラヅカのようなドリーム感を感じました。

 

また、今回の舞台装置では鏡が使われていて、

三階席からでも花道のようすが反射して見えたのはうれしかったです!

一階席で観客の方々が盛り上がっているようすも見え、その賑わいにうれしくなりました。

 

今回猿之助さんのオグリを拝見することができなかったことは残念でしたが、

感想など拝見しますとまた違った魅力のようで想像がふくらみます!

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