歌舞伎座で上演中の壽 初春大歌舞伎!
平成最後のお正月を迎えた歌舞伎の殿堂のにぎにぎしい舞台です。
この機会にはじめて歌舞伎をご覧になるという方も大勢おいでのことと思います。
夜の部「絵本太功記(えほんたいこうき)」は、
人気のある名作で、以前にもこちらのブログでお話したものがあります。
ひとまずまとめますので何らかのお役に立てれば幸いです!
物語のテーマについて
この演目の前提となっているのは、
「主君・織田信長に反逆した明智光秀」という日本史の有名なエピソード。
おもしろく人形浄瑠璃として、そして歌舞伎として上演するための
さまざまな工夫が凝らされてきました。
登場人物の名前に注目
江戸時代においては、実際の歴史や事件をモチーフにしている演目を上演する場合、
露骨にそのものずばりと上演すると幕府からお咎めを受けてしまうという事情がありました。
そのため、登場人物の名前がいろいろと工夫されています。
ざっくりとしたあらすじ
初めて歌舞伎をご覧になる場合は、なかなかわかりにくい物語かと思います。
ごく簡単にあらすじをお話してありますので予習や答え合わせにご利用ください。
「太閤記物」とは?
豊臣秀吉といえば、ロマンあふれる大出世で有名な偉人ですよね!
そんな秀吉の出世物語は浄瑠璃や歌舞伎においても、
一ジャンルを築くほどに人気がありました。
CDで聞ける名演!
近代の文楽の大名人として知られている豊竹山城少掾の実演録音CDについてお話した回です。
もしご興味あらば、お読みいただけるとうれしく思います。
www.suehiroya-suehiro.com
今月の幕見席
幕見席を利用すれば、当日の思い立ちでも歌舞伎を楽しむことができます!
ぜひおでかけくださいませ♪