ただいま浅草公会堂にて上演中の
新春浅草歌舞伎
松也さんを筆頭とする若手の人気花形役者の方々が
古典や新歌舞伎の大役に挑戦するという話題のお正月公演であります。
そもそも新春浅草歌舞伎とは「若手歌舞伎役者の登竜門」として
約40年に渡って続いているたいへん歴史あるものであります。
浅草の地域ぐるみで若手の役者さんたちのご活躍を応援し、
大役が伝承されそれぞれに飛躍していくさまを見守る…
そして役者さんたちは良き仲間、良きライバルとして互いに切磋琢磨し、
数十年後の未来の礎とする…という、非常に熱い、
歌舞伎の青春というような興行です。
「新春浅草歌舞伎浅草」平成31年1月2日~26日浅草公会堂にて/コメント動画
今回の第二部で上演されている「壽曽我対面」は
この演目についてはこちらのブログでも以前より何度かお話しておりますので、
ここにひとつまとめておきたいと思います!
まずは大前提をおさらい
壽曽我対面は様式的に進み、現代の演劇とはかなり雰囲気が異なります。
そのため「一体これは何の話か…?」といった疑問が湧いてくるかもしれません。
そもそもの前提についてお話しております。
お正月といえばこれ
この「やさしい壽曽我対面」シリーズを最初にお話していたのは
ちょうど襲名披露の興行の時でありました。
壽曽我対面は題名に「壽」とあるように
襲名披露やお正月などのおめでたい興行の際に上演されるのが恒例です。
そんな「おめでたさ」の由来についてお話した回がこちらです。
インパクト抜群の小林朝比奈
インパクト溢れる登場人物が続々登場する壽曽我対面の中でも
抜群のインパクトを持つ役柄・小林朝比奈についてお話しております。
今月は巳之助さんがお勤めになっていますね!
www.suehiroya-suehiro.com
意外とかわいい曽我兄弟のトレードマーク
壽曽我対面の主役である曽我十郎・五郎兄弟の特徴的な衣裳デザインについてお話しております。
今回の十郎は歌昇さん、五郎は松也さんがお勤めになります。
歌昇さんが十郎のようなソフトな役どころをお勤めになるのは、
なかなかに珍しいことではないでしょうか。
さらに芸の幅が広がってゆくことと思います、今後のご活躍が楽しみですね!
新春浅草歌舞伎は、客席に若い世代の方も多く見られ
生まれて初めての芝居見物になるという方も多いのではないでしょうか。
拙い物ですが何らかのお役に立てればうれしく思います。
ぶらりと歩けば素敵なお店が目白押しの浅草、ぜひお楽しみくださいね!