歌舞伎座で上演中の二月大歌舞伎!
夜の部で上演されている「熊谷陣屋」は近年上演機会がとても多く、
以前にもこちらのブログでお話したものがあります。
名作ゆえまだまだお話したりないことばかりなのですが、
ひとまずこちらにまとめてみます。何らかのお役に立てれば幸いです!
お話の背景について
まずは、これはいったい何の話か?というところからお話しております。
キーワード「一枝を剪らば一指を切るべし」
また「(なんとか)陣屋」という演目は他にもあり、
恥ずかしながらこのすえひろはどれがなにやら、あれがこれか、と
混乱することがしばしばありました。
しかし演目の冒頭から「熊谷陣屋だ!」と確信できるアイテムがありますので、
そちらをご紹介しております。
「熊谷陣屋」の前の物語
今月上演されている「熊谷陣屋」に至るまでの場面があります。
こちらは「熊谷陣屋」の場面よりも上演の頻度は低いものの、
みどころ満載の美しく切ない場面です。
上演の際はぜひにとおすすめいたします。
ざっくりとしたあらすじ
こちらは非常に簡単にお話したあらすじですので、
ざっと内容を頭に入れたい方はぜひご一読いただければと思います。
型のお話
こちらは以前、芝翫さんの襲名披露の際に上演された「芝翫型」にちなんだお話です。
歌舞伎には役者さんのおうちの伝統などによって、
同じ演目でもいろいろな「型」があります。
参考程度にお読みいただければ、またの上演の際に楽しめるかと思います!
今月の上演・幕見席のタイムテーブル
今月の配役はこうです…
熊谷次郎直実 吉右衛門
熊谷妻相模 魁春
藤の方 雀右衛門
梶原平次景高 吉之丞
堤軍次 又五郎
白毫弥陀六 歌六
源義経 菊之助
非常に豪華な配役ですね…!!!
このすえひろも芝居見物の日を待ちわびております!