歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【2022年2月歌舞伎座で上演中】やさしい石橋 まとめ

ただいま歌舞伎座で上演中の二月大歌舞伎

第一部で上演されている「石橋」は、歌舞伎と聞いて多くの方がイメージなさると思われる、赤や白の長い毛をぶんぶんと振り回す舞踊であります。今回は錦之助さん、鷹之資さん、左近さんがお勤めです。同じ獅子といえど雄大であったり、勇猛であったり、踊られる方の世代による味わいの違いが堪能できる一幕です。

今回、初めてご覧になる方もおいでのことと思います。以前こちらのブログで簡単にお話したものがございますので、古いものでお恥ずかしい限りですがここにひとつまとめてみます。芝居見物や配信など何らかのお役に立つことができれば幸いです。

石橋とは

石橋(しゃっきょう)は、同名の能を題材とした歌舞伎舞踊です。中国の清涼山では、文殊菩薩の霊獣である獅子が牡丹の花と舞い遊んでいる…という伝説を描いています。

獅子の伝説とは?

中国清涼山の獅子の伝説とは一体どんなものなのかということについて、ごく簡単にお話したのがこちらの回です。

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衣装について

獅子の衣裳や、ぶんぶんと振り回す長い毛の秘密についてお話したのがこちらの回です。

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石橋物のいろいろ

清涼山の獅子を題材とした舞踊はさまざまあり、「石橋物」という一ジャンルを築いています。石橋物でお馴染みのフレーズ「ししとらでん」についてお話したのがこちらの回です。今回の「石橋」ではこのフレーズはあるでしょうか。

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公演の詳細

www.kabuki-bito.jp

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