歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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やさしい封印切 まとめ 2019年11月

ただいま福岡は小倉城勝山公園に開設されている平成中村座

江戸時代の芝居小屋・中村座を現代に復活させるという試み

平成中村座の記念すべき九州初上陸公演です!

 

既に前売りチケットは完売していますが当日券も発売されているそうで、

連日さぞかし盛り上がっていることと想像されます。

この機会に初めて歌舞伎をご覧になる方も大勢おいでのことと思われます。

 

特に昼の部で上演されている「恋飛脚大和往来 封印切」は、

獅童さん、勘九郎さん、七之助さんが共演なさるとあって楽しみな一幕ですね。

近年上演頻度も高く、前にお話したものがいくつかありますので

ここに一つまとめてみます。芝居見物のお役に立てればうれしく思います!

ざっくりとしたあらすじ

封印切は比較的セリフが聞き取りやすい演目なのですが、

江戸時代の社会のルールが重要な要素なので、捕捉程度にざっくりとあらすじをまとめております。

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この「封印切」に続く場面として「新口村」という演目があります。

こちらも上演頻度の高い演目ですので、ご覧になる機会があるかと思います。

簡単にご紹介したのがこちらの回です。

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忠兵衛の社会的な立場が重要

封印切は非常に悲壮な物語なのですけれども、

その悲しみは忠兵衛の社会的立場ゆえのものであります。

忠兵衛は商人の町でどういった立場であったのかをお話したのがこちらの回です。

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えびす小判ってなんだ?

こちらはこのすえひろの完全な趣味で、

八右衛門のせりふの「えびす小判」という言葉が気になり調べてみた回です。

商人が行き交っていた上方らしい風習でありました。

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