歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【2022年12月 南座・顔見世で上演中!】やさしい秀山十種の内 松浦の太鼓 まとめ

まもなく京都の祇園四条は南座で上演される京の年中行事 當る卯歳 吉例顔見世興行

京都の年末の風物詩である吉例顔見世興行。南座の玄関が役者さんの名前を書いたまねきで彩られ、祇園の街がにぎわいます。

第二部「秀山十種の内 松浦の太鼓」は、赤穂浪士の討ち入りを題材とした忠臣蔵外伝ものの人気作。仁左衛門さんが20年ぶりに主役の松浦鎮信をお勤めになり話題を呼んでいます!お話の舞台は江戸の両国ですが季節感がぴったりですので、京都の冬の風情の中で味わうのは格別の事と想像します。

そんな「秀山十種の内 松浦の太鼓」についてはこちらのブログでも過去にお話ししたものがございます。古くて稚拙なものも含まれますが、何らかのお役に立つことができれば幸いです。

秀山十種の内 松浦の太鼓とは

秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)は、1856年(安政3)5月江戸・森田座で初演された「新台いろは書初(しんぶたいいろはかきぞめ」ワンシーンを、明治時代にリメイクした演目です。いわゆる赤穂浪士の討ち入りを題材とした忠臣蔵のアナザーストーリー「外伝物」として今に伝わります。

初代吉右衛門の芸として「秀山十種」に数えられており、これまで吉右衛門さんの当たり役として上演されてきました。仁左衛門さんがお勤めになるのは20年ぶりとあって、このすえひろも拝見したことがなく、拝見するのを楽しみにしております!

為永春水「いろは文庫」

まずは元ネタのひとつ為永春水の「いろは文庫」についてご紹介したのがこちらの回です。

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ざっくりとしたあらすじ

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山鹿流陣太鼓とは

物語のキーポイントとなる「山鹿流陣太鼓」。その驚きの正体をご紹介したのがこちらの回です。

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忠臣蔵ゆかりの地 両国

大高源吾と宝井其角が出くわす場面は両国橋。両国はまさに赤穂浪士が討ち入りをした吉良上野介邸があった場所で、忠臣蔵とゆかりの深い地です。実はこのすえひろの地元でもありますので、京都の方にもぜひご紹介したく思いました。これはコロナ禍のはるか前の古い記事で、過去の情報ですのでご了承ください。

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公演の詳細

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