ただいま歌舞伎座で上演中の壽 初春大歌舞伎!
昼の部「素襖落」は比較的上演頻度の高い名作のひとつとして知られております。
今月は吉右衛門さんのお勤めで評判を呼んでおります。
「素襖落」については過去にお話したものがいくつかありますので、ここにひとつまとめてみます。
芝居見物のお役に立てればうれしく思います!
ざっくりとしたあらすじ
ひとまず、演目の流れをざっくりとお話したのがこちらの回です。
上演前後などにサッとおさらいなさるのに便利かと思われます。
那須与一の扇の的とは
演目のなかで太郎冠者が姫御寮に披露する「物語」と呼ばれる場面。
ここでは有名な伝説「那須与一の扇の的」を披露しているのですが、
そもそもどういった伝説なのか?といったことをお話したのがこちらの回です。
内容を掴みますと、物語の部分の動きなどがよりおもしろく感じられるかと思います。
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「素襖」のありがたみ
姫御寮から「素襖」を与えられた太郎冠者。
主人に見つからないようにと必死に隠して持ち帰るわけですが、
この素襖とはどういったものなのかなあということをお話したのがこちらの回です。
明治時代の松羽目
こちらはややマニアックになりますが、
「素襖落」が作られた時代背景についてのお話であります。
ご興味あらばご一読いただければと思います。