歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【2023年10月御園座で上演中!】やさしい東海道四谷怪談 まとめ

ただいま名古屋の御園座で、片岡仁左衛門 坂東玉三郎 錦秋特別公演が上演中です!

歌舞伎界における伝説的ゴールデンコンビ「孝玉」または「ニザ玉」こと仁左衛門さんと玉三郎さんのご共演とあって、大変な話題を呼んでいます。

上演されている「東海道四谷怪談」は、2021年の歌舞伎座公演と同様に仁左衛門さんの民谷伊右衛門と玉三郎さんのお岩の配役での上演です。現在拝見できる四谷怪談の配役のなかで、間違いなく最高峰の舞台であろうと思います。近年ご共演の機会が多く、本当にありがたい限りです。

東海道四谷怪談」については、過去にお話したものがいくつかございます。数が多いのですが、ここに一つまとめてみます。今回初めてご覧になる方にとって、何らかのお役に立つことができれば幸いです。

そもそも東海道四谷怪談とは

東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)は、1825年(文政8)の7月に江戸の中村座で初演された演目。大南北と呼ばれた江戸の名作者 四世鶴屋南北の代表的な作品として知られています。

お化けの仕掛けの視覚的なおもしろさはもちろんのこと、複雑に絡み合う因縁や、ゾッとするほどの悪、尊厳を踏みにじられ追い詰められて壊れていく心理描写など、物語そのものの濃厚な味わいも大きな魅力です。

東海道四谷怪談のあらすじ

まずはあらすじをご紹介いたします。「ざっくりとした」と言いながら、ものすごく長くなってしまっていますが、お読みいただければ予習・復習のお役に立てるかと思います!

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髪漉きと鉄漿(お歯黒)

今回上演される場面のなかで特に印象深いシーンについてお話したのがこちらの回です。江戸時代の常識や、演出の元になったと考えられている伝承、悲しげな音楽「めりやす」の詞章などをご紹介しています。少しマニアックな内容ではありますが、お芝居より味わい深くなるのではないかと思います!

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公演の詳細

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